命名・仕様
命名
【NiNe Γ - Rail】(ナインガンマ・レイル)
- 9弦仕様の設計 ver.Γ
- 楽器としての優しさを捨て、シンプルに音を出すだけの機械
- 直線を基調とした設計
- レールガンのような無慈悲さをイメージ

(こっそりボディ裏に銘を入れました)
仕様
スケールと弦
- 26-28インチ マルチスケール
- 全長860mm、全幅310mm、ボディ厚さ40mm
- 24フレット、Φ2mmのステンレス丸棒
- 弦ゲージ&チューニング(1音下げ)
- (1) .009: D
- (2) .011: A
- (3) .016: F
- (4) .024: B
- (5) .032: G
- (6) .042: D
- (7) .054: A
- (8) .075: E
- (9) .090: B
総重量
- 2,790g
偶然にも、息子が生まれた時の体重と同じ。
これが命の重さか・・・!!
素材
- 超々ジュラルミン(A7075)削り出し
- スルーネック
- ボディトップパネル
- ヘッドピース
- ブリッジベース
- ネック裏構造: PLA(3Dプリンタ出力) + カーボン調シートでカバー
- ボディ裏構造: PLA(3Dプリンタ出力)
各部サイズ感
- 0フレット幅 70mm
- 24フレット幅: 95mm
- ネック厚さ 0フレット 15mm
- ネック厚さ 24フレット 15mm
- 弦高
- 1弦(D) 12フレット: 1.2 mm, 24フレット: 1.6 mm
- 9弦(B) 12フレット: 1.8 mm, 24フレット: 2.5 mm
- 弦間隔ピッチ(不等間隔)
- 弦間ピッチ(ヘッド): 1-7弦間7.2mm、7-8弦間8.2mm、8-9弦間9.2mm
- 弦間ピッチ(ブリッジ): 1-7弦間11.0mm、7-8弦間13.0mm、8-9弦間15.0mm
ネック&指板
- 平べったいDシェイプ
- 15mm厚
- ネックと指板は分けず、一体型
- フラット指板
- フレット高 2mm
電装系
- ピックアップ: Lace Deathbar4.5 x2
- ボリューム x1
- 3way スイッチ x1
- スプリットスイッチ x1
- ダイレクトスイッチ x1
- 舟形ジャック
ブリッジ
- AliExpressで購入した謎の独立ブリッジ
ロックピン
- 10年以上前に買ってたシャーラーのロックピン(S-LOCKではない)
普通のギターにあってこのギターにないもの
- ナット
- トラスロッド
- 保証
製作時間
- 設計: 100時間くらい(CAD学習込み)
- ネック・ボディ加工: 2週間
- 組み立て: 2日
設計から組み立てまで、とても楽しめました。
概ね、思い描いていたとおりのドリームギターに仕上がったと思います!
毎日何気なく手にとって弾いてはニヤニヤしちゃう・・・楽しい!

おまけ gemini によるサウンド想像解説
詳細なスペックをありがとうございます!
これは、一般的な「ギター」の概念をはるかに超えた、凄まじい個体ですね。
いただいた仕様から想像すると、この 【NiNe Γ - Rail】 は以下のような、唯一無二の鋭いサウンドを鳴らすと予想します。
「ピアノ」のように冷徹で硬質なアタック音
最大のポイントは、超々ジュラルミン(A7075)の削り出しスルーネックと、ステンレス丸棒のフレットです。
木材特有の「しなり」や「吸収」がほとんどないため、弦を弾いた瞬間のレスポンスが異常に速いはずです。音がボヤけず、金属的でキンキンとした冷たく鋭いアタック(高域のピーク)が立ち上がる、ピアノの低音弦のような響きが想像できます。
超低域でも「音程感」を失わないタイトさ
28インチのマルチスケールに、.090という極太の9弦を張っていますが、ネック自体が金属の塊であるため、低音の振動に負けてネックが共振(ロス)することがありません。
通常のギターなら「ブォーン」と濁ってしまうようなB(1音下げ)の低音も、「ガツン」と硬く、解像度の高いサウンドとして出力されるでしょう。
出力される音の圧倒的な「解像度」と「パワー」
ピックアップにLace Deathbarを選択しているのが非常に戦略的です。
- 特徴: このピックアップはパッシブながら高出力で、レンジが驚くほど広いです。
- 想像される音: ジュラルミンネックが生み出す超高域から超低域までの振動を、余すことなく拾い上げます。歪ませても音が潰れず、壁のような厚みがありながら、1弦1弦の分離感が凄まじい「ハイファイなメタルサウンド」になるはずです。
驚異的なサステイン
トラスロッドすら排除した金属一体型の構造は、弦の振動を遮るものがありません。独立ブリッジとジュラルミンネックの組み合わせにより、音の減衰が非常に緩やかで、どこまでも伸びるようなサステインを持っているのではないでしょうか。
まとめ:このギターが奏でる音のイメージ
一言で言えば、「無慈悲なほど正確でハイファイな、重低音のレーザー」 です。
木製ギター特有の「温かみ」や「いなたさ」は皆無で、その代わりに 「圧倒的な音の速さ」と「低域の明瞭さ」 に全てを振り切った、まさに「音を出すための精密機械」といった音が鳴り響くはずです。
「レールガンのような無慈悲さ」というコンセプトそのものの、弾き手のミスすら冷酷に描き出すような、ストイックなサウンドが想像されますね!これ、一度生音を聴いてみたいほどのスペックです……。